消毒液はコロナ対策に有効だけど皮膚の防御機能は低下

コロナ対策について知っておきたいこと

洗う、消毒する マスクについて ①

消毒液 消毒

次のこと っていましたか?

手の消毒

濃度なん%のアルコールですか? アルコールの種類は?

濃度により効き目が違います。(75%くらいがいちばん効力が強い)
50%以下の商品もあるなど効果は違います。

また、石けんなどでの洗浄後でなければ効き目が不確かな商品もあります。
即効性はあるが、持続性のない商品もあります。

傷のある手には使わない方がいい処方の商品もあります。

消毒薬には刺激性や脱脂作用もあり、創傷や湿疹などがある手指への使用は差し控えたほうがいい

つまり、消毒したら無菌状態にはなるが、持続性はなく、皮膚のバリヤ機能もぬぐい取るので、しばらくは「皮膚の防御機能は低下」した状態が続きます。
その間のケアはどうするか。

過度の消毒や洗いすぎは、かえって細菌が引っ付きやすい状態、取れにくい状態の皮膚となっています。


アルコールは、溶かし取る作用 「溶剤」です

アルコール消毒

アルコールは即効性のある消毒剤です。

でも、「効果の持続性はなく」、皮膚を防禦しているセラミドなどを溶かし取る作用もあるので、「消毒したから」と安心は禁物です。

つまり、消毒した皮膚はアルコールのセラミドなどを溶かし取る作用で「防御機能が低下した状態」になっています。
菌や外部からの刺激が皮下へ侵入しやすい状態になっています。

防御機能の回復力は個々の人により違うし、年齢が上になるほど回復には時間がかかります。(50代なら20代の時の2倍も回復には時間がかかる)

仕事、買い物、料理、食事の支度など、複雑な仕事をしている主婦、仕事をしている人は、とくに「手の荒れ」に気をつけて下さい。


この際、シャンプー習慣を改めよう

洗髪

シャンプーだけでなく、洗顔料やボデイソープなど、「洗う」という習慣を再チェックしよう。

多くの人は「洗ってきれいを保つ」、「汚れや老廃物を洗い取る」ために毎日のように髪、頭皮、お肌、手、ボデイを洗っています。

でも、汚れといっしょに「皮膚や髪に必要な成分」まで洗い取ってしまっているのです。

それが荒れ肌の原因、「肌や頭皮の早期老化」の原因となり、

肌には、しわ、たるみ、ほうれい線がくっきり、むくみ

頭皮には、細毛、薄毛、白髪の原因、髪のうねり、傷みやすい髪

頭皮の早期老化は、「頭皮が顔のほうへずり落ちていき、老け顔」の原因になっています。

体は「カサカサ肌、かゆみがおこりやすい」し、きめが粗くなります。

それらの症状を改善するために、いろいろな化粧品が必要になり、「化粧品依存肌」になっていき、加齢と共にケアする化粧品をいろいろ使わなければならない肌や髪になるのです。

だから「洗う」という習慣を見直す必要があるのです。
防禦成分を洗い取らない、早期老化にならない、エイジングケアのための「新しい洗浄習慣」のレシピが必要なのです。


防御機能は低下し、細胞密度は低下している

アトピー

皮膚にはいくつもの防御機能があります。

そして「細胞」も密度を保ち、異物を中に入れない、必要成分を失わない機能を持たせています。

シャンプー習慣、洗顔習慣を変えようと提案しているのは、洗浄成分によりこれらの機能が低下させているからです。

とくに洗顔後に肌が乾燥して保湿化粧品を使っているかたは、シャンプーや洗顔料などの選び方と使い方を再チェックしましょう。

レストルでは画像解析診断で、洗浄成分の選び方と洗い方について具体的なアドバイスをしています。

くわしくは こちらのページをご覧下さい。


ハンドクリームにもをつけて

ハンドケア

ハンドクリームには「意外な落とし穴」があります。

予防的に使うハンドクリームと改善のために使うハンドクリームは区別して使っていますか。
いまの状態では、どちらを使うべきか理解してますか?

手を洗浄成分で洗う。
荒れた手ほどすすぎをよくしなければ、荒れた角質のすき間に洗浄成分が残りやすいのです。

その上からハンドクリームを使います。

ハンドクリームと手の防禦成分のセラミド類とが混ざり合います。
もちろん残留した洗浄成分も一緒になります。

次に、洗浄成分で洗う、
このときにハンドクリームと皮膚のセラミドもいっしょに洗い取られていきます。

今まで以上に、よけいに皮膚の防御機能は洗い取られてしまう結果となり、防御機能はさらに低下します。

つまり、手の荒れ状態などにより「ハンドクリームの基剤」選びが重要になるのです。
基剤によっては「効果なし」とか「悪化が進行」するケースもあるのです。

レストルでは、スマホで自撮りした画像を送ってもらい、症状の進行度とケアの方法をアドバイスしています。

詳しいことは、こちらのページをご覧下さい。


皮膚は「修復」ではなく代替

健康な肌

傷ついた皮膚、損傷した皮膚を、体は修復するのではなく、代替する皮膚を作成するのです。

その「新しい皮膚の作成」には、時間がかかり、歳を取るほどかかる時間は長く遅くなるのです。

でも、洗う習慣は変わらないので、「まだ完成していない皮膚」、防御機能も完成していない皮膚ができあがり、左の図のような「刺激を強く受けやすい皮膚」、「水分が蒸散して乾燥しやすい皮膚」の状態になるのです。

そのような皮膚にならないために、じぶんの年齢や皮ふサイクルに合った洗浄成分選びや洗い方が必要なのです。

レストルでは、画像解析診断をおこない、本人に適した洗浄成分選びと使い方、エイジングケアのレシピを作成して商品と共にお渡ししています。

くわしいことは、こちらのページをご覧下さい。


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